皆さんこんにちは!医療機関の口コミ創出クリエーター・四元重美(よつもとしげみ)です。
「口コミ創出クリエーター?」
「何やのそれ…」
と思われた方もあるでしょう。だいいちこうして名乗ってる人なんてほとんどいませんからね・・・
私はもともと独立する前は広告会社の営業をしておりました。バスや電車内の広告、あるいは停留所看板の広告を募集したり、あるいは出版物の発行に合わせて広告を獲得したりする仕事ですね。
私はその仕事に4年間携わりました。(その前はスーパーマーケットの宣伝部に4年)最初の頃は何の疑問も持たず一生懸命仕事をしていたのですが、途中からどうもこの仕事には「夢がないな!」と感じるようになりました。
それは、広告代理店と口では言いながらやってることは単なる広告枠の販売、媒体売り屋だったんです。
広告代理店って今どきの若者が真っ先に憧れる仕事じゃないですか。
「エッヘン、俺は広告代理店に勤務してるんだぞ」
「きゃーステキ!そんな彼氏が欲しい……」
女の子にそう言われたくて就職したのに現実は・・・・・。
来る日も来る日も黒いカバン持って飛び込み営業の連続。
お客から軽くあしらわれる、二度と来るなと怒鳴られるとさんざん。
またこんなこともありました。
繁華街の中にあるビルの事務所に飛び込んだときのこと。
一生懸命商品の説明をしていたのですが相手があまり乗り気ではない様子。でも「ここで粘らなきゃ男がすたる」と気合いを入れ直しつつ必死に食い下がっていたら、奥からサングラスを掛けたでかい図体の男がニョキッと現れ
「いらんもんはいらんと言うてるやろ、早う帰らんとどつくぞ!」
と恐喝されました。何とそこはその筋の恐ーい (^_^;) 会社だったのです。その時は営業マンの悲哀を感じましたね。
それからです。私がコンサル志向になったのは……
その広告代理店は、結構医療機関との取引が多い会社でした。私もいろんな医療機関を訪問していましたが、その広告媒体を提供していても果
たしてそれで効果があったのか、お客様は満足されたのかその成果
が目に見えないのです。
成果が目に見えない、お客様に喜ばれているのかどうかわからないというのは空しいものです。病院の先生方だって、自分が心血注いで面
倒見てあげた患者さんが治らなければどこか空虚感が漂いますよね。
私が扱ってたその広告は病院名と住所、電話が書いてあるだけのイメージ広告でした。だから効果
がないのは当たり前ですよね。(ほとんどの病院さんが出しておられる屋外広告は依然としてこの効果のないイメージ広告がいまだに中心ですが……)
それからお客様に提供するものは効果がなければ意味がない、成果がなければ意味がない、と考えるようになりました。
それが今の私の原点になっています。確かに私が扱っているものは「ホームページ」や「パンフレット」「屋外看板」「広報誌」というモノではあります。
しかし、このモノという存在は魂を吹き込まないとまったく力を発揮してくれません。
ただ漫然と作っただけでは捨て金になるだけ
なんですね。こうした広報ツールを作るうえで大切なことは、根っこの経営戦略、他者との差別化(個性化)戦略が必要ということです。
ホームページやパンフレットを作るのが先にあるのではなく、
「口コミになるような要素をどう作っていくか」
「職員の接遇をどう高めていくか」
「自院のもっとも得意とする分野をどう打ち出すか」
「メディアとメディアをどう組み合わせていくか」
いわゆる設計部分に該当することを決め、それをホームページやパンフレットで表現するのです。
家づくりでも同じことですよね。設計図無しにいきなり大工さんが家を作りはじめたらどうなります?とても住めたもんじゃないですね。だからこそ、広報・広告の設計が必要なんです。
「でも、そんなこと言ったってうちみたいな小さなクリニックじゃ差別化するほどの要素もないよ」
その疑問もわかります。
確かに小さな診療所クラスでは医療機器も設備もスタッフ数も限りがあります。しかし、実は「口コミ」というのは医療技術や設備、規模の大きさからしか起きない、ということはないのです。
むしろ、どこのクリニックでも、小さな会社でもほんの些細な出来事やスタッフの応対で地域に圧倒的に支持される「口コミ」を創出することは出来るのです。
漫然と広報ツールを作っていたのでは成果は出ない
私は、そのことに気づいてから、とにかく結果
の出る、成果の見える広告、広報代理店になろうと決め、それを皆さん方により早く、より正確にわかっていただくために「医療機関の口コミ創出クリエーター」を名乗ることに決めました。
いま社会は急速な情報社会の進歩により、社会の仕組みあるいはお客の価値観、行動パターンが大きく変わってきています。
一つだけ事例をあげます。
“お客は、口コミで病医院の評判を聞いて決定する”これは紛れもない事実ですが、受診までの間にワンクッション置くようになってきました。それは、
調査するという行動
です。いま社会には「欠陥マンション」「欠陥住宅」「粗悪健康食品」など私たち人間に害を及ぼす劣悪な商品が出回ったりしています。こうしたババを掴まされないために人間はみな慎重になっているんですね。
このことはそっくり病院にも当てはまります。
「適切な病院を選んで早く治したい・・・」
「変な医者にかかって失敗したくない・・・」
「相性の悪い病院にかかってイヤな思いをしたくない・・・」
こうしたことが患者側の根底にあります。だから情報を収集するのです。
このように、何をするにも慎重になってきた現代人にどうアピールするかが重要なのですが、その方法はただ一つ
正確な情報を真摯に継続して発信する
ということです。その核になるのが広報・広告戦略だと私は思っています。
先生方が広報や広告あるいは経営戦略について解決したい課題がおありなら、一度ご相談下さい。先生方の身になって真摯に対応させていただきます。
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あ、そうそう。もう一つ言いたいことを忘れていました。
私がなぜ「医療機関」にこだわるのかという理由
私は「自己啓発」「無限の可能性への挑戦」「積極的生き方」「超楽天的に生きる」「心と体は一つ」というモットーがあります。中でも「心と体は一つ」ということにこだわっています。
私の妻は「ATL(成人T細胞白血病)」という病原体を抱えています。この病気は身体の免疫システムが破壊されるエイズによく似た病気ですが、現在ではまだ発症はしてません。でもいつ発症するかわからないと言う危険性と隣り合わせの毎日ですが、ドクターから宣言されてもう17年の月日が経ちました。
私の妻はこの病気に対してあくまでも積極前向きに捉えています。最初からずっとです。
「クヨクヨ考えたって仕方ないじゃない!」
「来るときは来るんだから、それまでは少なくとも健康でいられるんだから精一杯今を楽しむだけよ!」
と言っています。だから病気も寄りつかないのではないかと思うのです。この妻の姿を見ていて「人間やっぱり気持なんだな」とつくづく感じます。
「心と体の融合」
実はこのテーマの最前線にいらっしゃるのがドクターの皆さんです。今医療費の膨張に伴い国は「治療」から「予防」へ少しずつシフトしてきています。
「できれば病気にならない方が良い」
これは当たり前のことですね。でも、運悪く病気になってしまってもなるだけ早く治るように心と体の両面
からアプローチしていただくドクターが増えてくれば、患者さんは圧倒的にその病院、医院を支持するだろうなと思うのです。
だからこそ、そのような想い、行動、方針をとられる医療機関、ドクターであればあるほど地域や患者にそのことを正しく伝える必要性が出てきます。患者さんは待っています。そこで私の出番です。
一人でも元気に有意義に人生を送って欲しい、心豊かに毎日を過ごして欲しい。そう願うからこそ私は医療機関のお手伝いにこだわるのです。
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