当社の位置付けはNTTの電話帳によれば、「広告代理業」「広告制作業」となっています。広告代理業とは、
顧客(クライアント)になりかわって媒体主(テレビ局、新聞社など)と交渉し、クライアントの求めに応じて最適な媒体(メディア)を提供する
というのが主な仕事でした。企業によっては、単なる媒体売り(テレビや交通広告の空き枠を売る)がメインという企業もあったほどです。
その時の主導権はすべてクライアント側
にありました。今年の広告予算はいくらいくらで、どの媒体にどれぐらい出稿して……というようにですね。
この頃は、大手のマーケティング能力を持っていたところを除いてほとんどそのような状態だったと思います。
その頃は、広告の質よりも担当者との人間関係、接待の頻度などがモノを言っていたようです。
しかし、ある時からその手法がほとんど通用しなくなりました。
それはなぜか?
世の中の情報が多様化し、また、消費者・生活者の考え方が大きく変わり企業が発する一方的な情報をそのまま鵜呑みにせず、生活者同士でネットワークを張り情報を交換するようになった
ことが主な理由です。そのため、単に広告代理店にコマーシャルを発注しただけでは効果が出ない、反響がまったく現れないという負のスパイラルにはまってしまったのです。そこで企業側が要求しだしたのが
コンサルティング能力のある広告代理店
を求めるようになったのです。
こういう状況にあって、我が社も何としても受け身の仕事ではなく、自ら仕事、価値を創り出す仕事へ転換を図ろうと努めてまいりました。そのような観点から、弊社はマーケティングコンサルタントの指導を仰ぎ、企画教育機関に約一年通い、そしてまた、自主的なマーケティング勉強会にも参加して少しでも医療機関の皆さまのお役に立つような実践的な学びをしてきたつもりです。
そこで私どもは下記のような基本方針を立て、本物のお役立ちに徹してまいりたいと思っております。
(1)ともに成長しよう!あなたは私のパートナーだ!と認めてくださるお客様と仕事をする
(2)「お前は仕事をもらう方だから、何でも俺の言うことを聞け!」というような一方的なお客様の要求にはお応えできない
(3)自分自身の考えをまったくまとめずにいきなり丸投げをされても仕事は一緒にできない
(4)とにかく安く作ることが目的となり、開口一番「価格はいくらになるの?」というようなビジネスの進め方はしない
なぜ、このような高飛車とも言える方針を敢えて宣言したかと言いますと、お互いの時間の無駄を省くという観点からなのです。
私どもが本当に目指す企業像を明らかにすることにより、お客様の方も
「あ、ここは私が望んでいるところではないな!」
と思っていただくことによって私への問い合わせそのものも発生しないからです。これが本当の理由です。それともう一つ、
私たちは、シンボルマーク等のデザインやホームページ・パンフレットといった広報ツールを
経費と捉えていないから
です。私たちはこれを投資と考えています。投資は皆さんご存知の通り、ただ安ければいいと言うものではありません。投資は、その金額に見合った成果が得られるかというモノサシで捉えなければなりません。
このような考え方にご賛同いただける先生方のお手伝い、喜んでさせていただきます。どんな些細なことでも結構です。お気軽にご相談下さい。
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